下校の音楽は何?
昨日、所沢市民文化センターミューズで行われた「ニューイヤーコンサート」に旦那と行って来ました。オーケストラは東京交響楽団、指揮・秋山和慶さん、ピアノ・中村紘子さんです。演奏曲はワーグナー:楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲、ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11、ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」でした。アンコールはヨハン・シュトラウスの「ラデツキー行進曲」で、聴衆も手拍子で参加いたしました。
最近ショパンをよく聴いているので、中村紘子さんのピアノで聴くショパンの曲を楽しみにしていました。中村さんが弾く心地よい音色にうっとり・・・目を閉じて聴いているうちに睡魔に襲われ、第3楽章は睡魔との闘いになってしまいした。もったいないことを・・・中村さんのアンコール曲は、同じショパンの英雄ポロネーズや幻想即興曲を期待していたのですが・・・違いました。グラナドスという作曲家の「アンダルーサ」で、初めて聴く曲でした。
ドヴォルザークの「新世界より」は第2楽章が馴染み深いです。「遠き山に日は落ちて」や「家路」というタイトルで詞がつけられており、小学校の時に下校の音楽として聴いた方が多いのではないでしょうか? 私の小学校もこれが下校の音楽でした。旦那もそうだったようです。
ウチの子どもたちが通っていた小学校の下校の音楽はドヴォルザークでなく、ショパンの練習曲第3番ホ短調「別れの曲」でした。保護者会か何かの折に初めてこれを知り、最近の小学校はなかなか洒落ているなぁと思いました。ショパンが洒落ていて、ドヴォルザークが洒落てない、ということではありませんが、「別れの曲」は子どもが家路につくための「別れ」というよりも、男女の「別れ」の場面にふさわしい曲に思えるからです。・・・晩秋の並木道、はらはらと舞い落ちる枯葉、そこに佇む男と女。 二人は愛し合っているのに別れなければならない運命に・・・みたいな感じでしょうか?
ちなみに「別れの曲」というタイトルはショパンを題材にしたフランス映画に由来し、このように称されているのは日本だけだそうです。原題は「Tristesse」で「悲しみ(哀しみ)」や「憂鬱」を意味します。
「家路」のほうはドヴォルザークの弟子・フィッシャーが1892年に「going home」というタイトルで黒人霊歌として発表しています。完全に一致はしていませんが、この歌の訳詞が日本語の歌詞とみてよいそうです。
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コメント
今日は七草粥の日ですね。今日が仕事始めの人も多いかと思います。今年も本格的に始動しました。
「ニューイヤーコンサート」はいいですね。気持ちが改まりますよね。10年以上前になりますが、1度中村紘子さんのピアノコンサートに行ったことがあります。彼女とショパンはお似合いですね。
下校放送で一番使われているのはやはり「新世界より」でしょうね。「家路」のイメージがぴったりということなのでしょうか。「別れのワルツ」(蛍の光)「赤とんぼ」「トロイメライ」「今日の日はさようなら」「夕焼け小焼け」「別れの曲」なども使われることがありますね。
今は、小学校行事 放送音楽集『夕方の音楽』(下校時)等のCDもあるので「新世界より」以外の曲もかなり使われているのではないのでしょうか。調べてみても面白いかもしてません。CDは中学校版もあるようです。
高校の下校時に聴いた「夜空のトランペット」(ニニロッソ)が心に残っているという人もいました。
繰り返し聴く音楽なので心に残る音楽性の高い名曲がいいですね。
昨日、友達二人と門前仲町に初詣に行ってきました。私は何年か前に1度行っていますが、友人達は門前仲町は初めてだと言っていました。富岡八幡宮や深川不動堂などの社寺を中心に、江戸情緒が残る町並みがいいです。深川七福神巡りもできるし見所の多い場所です。近くには清澄庭園もあります。名前だけはよく知っていた深川丼を初めて食べました。古い町なので老舗も多く買い物にもいい町ですね。
大河ドラマ「篤姫」の1回目を観ました。大河ドラマという感じがあまりなく気軽に観られそうです。堺さんの家定は興味深いですね。
去年の1月は「玉蘭」のロケ情報があり、ドラマ?映画?と話題になりましたね。あれから1年ですね。
投稿: なな | 2008年1月 7日 (月) 10時27分
ななさん、こんにちは。
「小学校行事放送音楽集『夕方の音楽』」というものがあるのですね。家路につきたくなるような音楽が集められているのでしょう。
富岡八幡宮あたりはだいぶ前に行ったことがあります。今は江戸文化ブームで、時代小説の舞台になっている下町散策も人気が高まっているようですね。「陽炎の辻」の坂崎磐音が暮らしていた町を地図に示したものが元日の新聞テレビ面に載っていました。「大川わたり」の舞台も同じあたりなので、また散策してみたいなと思っています。
「篤姫」は私も観ました。タイトルバックも大奥らしく華やかですね。2年続けて横書きだったものが、また縦書きに戻りましたね。時代劇なので縦書きが良いです。堺さんの役は頭脳明晰な山南さんとは打って変わって、病弱で頭も弱い(?)と言われている将軍様ですね。表情が可笑しかったです。
投稿: しじゅうから | 2008年1月 7日 (月) 11時46分
しじゅうからさん、お早うございます。クラッシックに山歩きとご主人と同じ趣味を持たれるのって素敵な事ですね。
所沢市民文化センターミューズ、「のだめ」のロケ地に使われたんですね。年明けの「のだめ」の海外版観ました。4日は福士君あまり出てなくて、もう1人の他の音大からのSオケ参加メンバーの子と、どっちが福士君だっけ?状態だったんですが、5日は福士君のだめと同じ学校へ留学していて出演シーンも多かったですよ。
中村紘子さんの名前を久しぶりに見て、若い頃好きだった庄司薫さんの事思い出しました。中村さんと庄司さんが結婚されたのを知った時、庄司さんが小説の中で「中村紘子さんのように綺麗な先生にピアノを習って優雅に暮らしたい」みたいに書いていたのを思い出したのですが、どうもその一説が二人が出会うきっかけだったみたいです。
今でも読書は好きだけど庄司さんの本が好きだった頃、本がもっと自分の人生の身近な所にあった気がします。
今年はもっと音楽や文学(今年はもっと推理小説以外の本も読めたら・・)や美術の世界に親しむゆとりが欲しいなと思いました。
ちなみに私が小学校の時の下校の音楽も「家路」でした。「別れの曲」は私が生まれて始めて購入したクラッシックのレコードに入っていて、それ以来好きな曲のひとつです。
投稿: 紫苑 | 2008年1月 8日 (火) 10時07分
紫苑さん、こんにちは。
ご紹介いただきましたサイトを見ました。実は私、庄司薫さんの小説を読んだことがないのです。「赤頭巾ちゃん気をつけて」の中に中村紘子さんのことが書かれていて、それがきっかけでご結婚になったとのこと・・・素敵ですね。小説になりそうな話だと思います。
私のかねてからの夢はピアノを弾くことです。ピアノもオルガンも習ったことがないので、ピアノが弾ける人に憧れていました。そのせいで今の旦那と結婚したのかもしれません。大人のピアノ教室に通いたいなと思っているのですが、今更そんなことに余計なお金を使うのももったいないか、と思案中です。
「のだめ」スペシャルは観ませんでした。所沢市民文化センターがロケに使われたときに瑛太さんが目撃されています。目撃と言えば・・・筒井さんが「音二郎」の舞台を27日に観に行ってたのですね。同じ日に白井さんは別の舞台を観に行ってますね。
投稿: しじゅうから | 2008年1月 8日 (火) 13時41分
記憶ほど曖昧で頼りないものはないなと感じている私です。
中村紘子さんの名前を聞いたときに、コンサートに行ったことしか思いつきませんでした。紫苑さんは庄司薫さんのこと思い出したとおしゃっていますが、私も「赤頭巾ちゃん気をつけて」を買って読んだことがありました。でも、庄司さんの名前や中村さんと結婚したことなど記憶から抜けていました。紫苑さんのお話で少しずつ記憶が戻ってきました。
慌てて書庫を探してみました。「赤頭巾ちん・・」の他に、中村紘子著 チャイコスキーコンクール(ピアニストが聴く現代)という本が目に飛び込んできました。そうだ買って読んだんだ。帯には中村さんの写真とともに本年度大宅壮一ノンフィクション賞受賞という文字がありました。定価は1030円(本体1000円)
本年?ていつだろうと思い調べて見ました。89年に受賞とありました。19年前です。「ア・ラ・カルト」が始まった頃、筒井君が芸能界に入った頃の話しです。1度読んだはずなのに、いやだいやだ。260頁にも及ぶもので、内容も濃い感じです。ピアノだけでなく筆の方もなかなか。機会をみて再読したいと思います。
しじゅうからさんはピアノを習おうかどうか思案中とのことですが、私の周りには大人になって習い始めた人が何人かいます。先日教え子のピアノコンサートに行きましたが、そのとき一緒に行った教え子の男性は、ピアノが弾きたくなって3年程前からピアノを習い始めたんですと言っていました。彼は合唱団にも所属しています。子どもの頃特に音楽が得意というわけではありませんでした。(ごめんなさいね。)
元同僚の女性でも習い始めて人がいますし、先輩の方でも習っている方がいます。しじゅうからさんはまだ年齢的にも大丈夫と思います。続ければよい趣味になると思います。「別れの曲」や「トロイメラィ」が弾けたら素敵ですね。
投稿: なな | 2008年1月 8日 (火) 17時33分
ななさん、情報をありがとうございます。
中村さんが賞をとられた本については庄司さんが代筆したのではないか、といった説も当時流れたようですね。真偽のほどは分かりませんが、それくらい上手な文章だったのでしょう。
庄司さんは1978年を最後に小説を書かれていないようです。書けなくなったのか、書かなくなったのか・・・筒井康隆さんは差別用語をめぐるゴタゴタに嫌気がさして「書かなくなった」そうですが。今は俳優一筋なのですね。
ピアノはいつか習いたい・・・でも自分の収入がないので二の足を踏んでいます。
投稿: しじゅうから | 2008年1月 9日 (水) 10時22分