「その夜明け、嘘。」を観ました
昨日・昼の部を観てきました。到着時間が少し早かったので、お向かいの青山学院キャンパスに行ってみようかと思いましたが、今は入学試験シーズン、門の前に警備の方が数人いて、関係のない人間が入れるような雰囲気ではありませんでした。
会場の青山円形劇場は一昨年の12月に「ア・ラ・カルト」を観に2回行っています。あの時は2回ともAブロックの前の方でした。今回はEブロックの最後列で、チケットが届いたときは少しショックだったのですが、もともと小さな劇場なので、さほど遠い感じはしませんでした。
「ア・ラ・カルト」では筒井さんが自転車に乗って登場しましたが、今回も舞台の真ん中に自転車があります。
観客は男女半々くらいで、20代30代の人が多かったと思います。宮崎あおいさん目当ての人が多いのでしょう。その宮崎さん、顔がものすごく小さくて、細い! 映像で見ても細いのが分かりましたが、生あおいさんは本当に、本当に、細い! なのに、パワーが溢れているのです。2時間弱の舞台は、3人ともほぼ出ずっぱり、しゃべっりぱなし状態なのですが、最後まで力強く演じてくれました。
独特な声、しゃべり方の吉本菜穂子さん。「ゴンゾウ」のルミ子が目の前にいるようでした。六角精児さんも私的には「相棒」の米沢です。さらにタイミングの良いことに、再放送中の「純情きらり」では、先週から達彦さんのお母さんの妹の旦那役で登場しています。テレビでも宮崎さんと一緒なのです。生六角さんは映像で見るよりも顔が小さかったです。頬がふっくらとした感じはしますが、顔自体はさほど大きくなかったです。
以下ネタバレもある、舞台そのものの感想です。漫画家(宮崎さん)、その付き人(吉本さん)、編集者(六角さん)という主な役以外に、その周りに登場する人物を3人が次々に演じていて、最初は何の役を演じているのか分からなくなるところもありました。スピード感がある舞台です。だいたいの役柄が把握できてくると、面白くなります。
ただし、部分部分では笑えるのですが、全体を通して考えると・・・あの終わり方でよかったのかしら、と思いました。また、殴るシーンが多かったことが気になりました。さらに最後の自殺ネタは、このご時勢で笑うに笑えないのでは・・・先日、朝日新聞夕刊の演劇欄には「際限なく続く長いコントを見せられている」ようなかなり厳しいことが書かれていました。私もどちらかというとこの意見に近いです。嵌る人は嵌る。イマイチ嵌れない人には2時間は長すぎる・・・
その舞台に誰が出演するのかよりも、脚本や演出家が誰でどういった路線の作品なのかで観劇するかどうかを決めるべきだと痛感しました。
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